所得税の算出
(60,000円-2,000円)×5%(所得154万円の場合の超過累進税率)=2,900円

住民税
通常分
(60,000円-2,000円)×10%=5,800円
特例控除分
(A) (60,000円-2,000円)×(1-10%-所得税率(5%))=49,300円
(B) 住民税額所得割(1,540,000×5%)×20%=15,400円
この場合(B)の方を使います。

2,900+5,800+15,400=24100円

6万円のうち24,100円のみが控除され、残りの35,900円が実質負担となります。

簡略化した計算例ではありますが、このように所得によってふるさと納税の寄付額に注意しないと、最もお得である実質負担額2000円をオーバーしてしまいます。

ふるさと納税の控除限度額を簡単にシミュレーションできるサイト

もう少し正確な目安が知りたい場合、総務省のポータルサイトや納税サイトのコンテンツで条件を入力する事で控除限度額を算出するシミュレートを行う事ができます。

総務省|ふるさと納税ポータルサイト

シミュレーションページへ

このページの中程から「寄附金控除額の計算シミュレーション」というExcelファイルをダウンロード可能です。

控除金額シミュレーション | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]

シミュレーションページへ

こちらで世帯状況と大まかな年収を入れるだけのかんたんな物と細かな条件を入れて計算を行う詳細シミュレーターの二つを利用する事ができます。