ふるさと納税を行う大まかな流れ

ふるさと納税をやってみたいと思った時、具体的にどうしたらいいのか大まかな手順を解説します。自治体に直接する方法と納税サイトを利用する方法があります。

1.自治体を選ぶ

まず、ふるさと納税で寄附する先を選びます。選び方は目的によって異なってきます

・寄附したい思い入れのある土地がある
・返礼品で好みの物が欲しい
・寄附したお金の使い道で決める

具体的に寄附したい先があらかじめ決まっている場合は、目的の自治体の公式サイトにアクセスしてみましょう。自治体で直接受け付けている所や納税サイトを利用している所など、自治体によって対応が異なります。

返礼品や使い道で選びたい場合はいろんな自治体のふるさと納税の手続きを仲介している納税サイトでの検索から好みの返礼品や各自治体の使用目的を調べる事ができます。
※納税サイトによって登録している自治体が異なりますので全国一律に検索できない場合もあります。

<注意点>
世帯によってふるさと納税で控除に使える上限額が異なります。特に控除を目的でふるさと納税を行う前は寄附先を選ぶ前に上限額を確認しておきましょう。

2.申請・納付する

自治体に直接納付する場合
自治体が直接受け付けしている場合は公式サイトや役所の窓口などで申請書を入手します。
その後、所定の内容を記入して郵送、FAX、電子メールなど指定された方法で申請書を送付します。

その後、郵便局(または銀行)への払込用紙など、寄附金の納入に必要な書類が送られて来ますので納付します。その後に返礼品がある場合は送られて来ます。

納税サイトを利用する場合
納税サイトから申請を行う場合、基本的にはWebショップでの買い物と似た流れになります。

1.納税サイトから好みの返礼品などを選ぶ
2.必要事項などの選択・チェックを行い「寄附を申し込む」などのボタンから手続きに進む
3.銀行振り込みを選択した場合などは寄附金を納付する
4.入金が確認された後、返礼品が送られてくる

3.控除の方法

控除に関しては確定申告をするかワンストップ特例を利用するかで若干手続きが異なります、確定申告の場合は寄附した事によって発行される「寄附金受領証明書」を使って自分で確定申告の手続きを行う必要があります。

ワンストップ特例の場合は寄附された自治体の方で色々な手続きを行う必要がありますので、寄附の申し込みの段階でワンストップ特例を利用する事を申請し、寄附金の納入後に寄附をした自治体宛に申請書を出す必要があります。